月1回のセルフチェック習慣——自分の「いつも」を知る
2026-07-31読了4分
乳房セルフチェックは特別なことではなく、自分の普段の状態を知ること。手順と受診の目安をまとめました。
セルフチェックの目的は「変化に気づくこと」
乳房のセルフチェックの目的は、しこりを探し当てることではなく、自分の乳房の「いつもの状態」を知り、変化に気づけるようになることです。月経がある人は、乳房の張りが落ち着く月経終了後の数日がチェックしやすいタイミングです。
チェックの手順
- 鏡の前で見る——左右差、ひきつれ、くぼみ、皮膚の変化がないか
- 腕を上げて見る——上げたときにだけ現れるくぼみがないか
- 触れる——指の腹で渦を描くように全体をなでる(強くつままない)
- 乳頭を軽くつまむ——血の混じった分泌物がないか
- 鎖骨の上下・わきの下——リンパ節の腫れがないか軽く触れる
受診を考える目安と検診
しこり、皮膚のひきつれやくぼみ、乳頭からの血性分泌物、治らないただれなどに気づいたら、乳腺外科・乳腺クリニックを受診してください。多くは良性の変化ですが、判断は検査でしかできません。
また、セルフチェックは検診の代わりにはなりません。自治体の乳がん検診(多くは40歳以上で2年に1回のマンモグラフィ)の案内が届いたら活用してください。
この記事は一般的な情報の提供を目的としています。症状や不安がある場合は、記事の内容だけで判断せず婦人科などの医療機関にご相談ください。