セックスのとき痛みを感じる——考えられる原因と対処法
2026-07-31読了5分
性交痛はめずらしいことではありません。よくある原因と、自分でできる工夫、受診を考える目安を整理します。
痛みを我慢する必要はない
セックスのときに痛みを感じた経験は、多くの女性にあります。「そういうものだから」と我慢してしまう人が少なくありませんが、痛みは身体からのサインです。原因を知れば軽くできることも多く、我慢を続ける必要はありません。
まず知っておきたいのは、痛みには「入口付近の痛み」と「奥のほうの痛み」があり、原因が異なることが多いという点です。
よくある原因
- 潤いの不足——緊張や前戯不足、ホルモンバランスの変化などで起こる、もっとも多い原因のひとつ
- 緊張による筋肉のこわばり——「痛いかもしれない」という不安自体が骨盤まわりの筋肉を固くする
- 腟や外陰部の炎症・感染症——かゆみやおりものの変化を伴うことがある
- 子宮内膜症などの病気——奥のほうの強い痛みが続く場合に考えられる
- 産後・授乳期、更年期などのホルモン変化
自分でできる工夫
潤い不足や緊張が原因のケースでは、潤滑ゼリー(ルブリカント)を使う、時間をかけてリラックスできる雰囲気をつくる、痛みを感じたら中断して姿勢を変える、といった工夫で改善することがあります。
パートナーがいる場合は「痛い」と伝えられる関係性がいちばんの対策です。伝えても配慮してもらえない状況は、身体だけでなく心の負担にもなります。
受診を考える目安
- 工夫をしても毎回痛む・痛みが強くなっている
- セックスに関係なく下腹部痛や月経痛が強い
- 出血、おりものの変化、かゆみなど他の症状がある
この記事は一般的な情報の提供を目的としています。症状や不安がある場合は、記事の内容だけで判断せず婦人科などの医療機関にご相談ください。