デリケートゾーンの正しい洗い方——「洗いすぎ」がトラブルのもと
2026-07-31読了4分
かゆみ・においの悩みの一因は、実は洗いすぎ。腟の自浄作用を守る洗い方の基本を解説します。
腟は「洗わない」が基本
腟の内部には、善玉菌(乳酸菌の一種)が酸性の環境を保って雑菌の繁殖を防ぐ「自浄作用」があります。腟の中まで石けんで洗うと、この自浄作用を壊してしまい、かえってトラブルの原因になります。洗うのは外陰部(外側)だけ、が基本です。
洗い方のポイント
- お湯だけ、または低刺激・弱酸性のソープを泡立てて、指の腹でやさしく洗う
- ヒダの間は丁寧に。ただしゴシゴシこすらない
- ボディタオルでこすらない——皮膚がとても薄い部位
- 洗浄機能付きトイレのビデの使いすぎにも注意
におい・むれ対策は「通気」から
においの多くは、汗とむれによるものです。通気性のよい下着(綿など)を選ぶ、おりものシートをこまめに替える、締め付けの強い服を続けない、といった基本のほうが、強い香りのケア用品より効果的です。
急ににおいが強くなった、おりものの色や量が明らかに変わった、という場合は感染症の可能性もあるため受診してください。
この記事は一般的な情報の提供を目的としています。症状や不安がある場合は、記事の内容だけで判断せず婦人科などの医療機関にご相談ください。